長野市議会議員の北沢てつやです。
長野市の人口は現在38万人(2015年6月現在)、2040年には30万人を下回ってしまうのではないかという人口推計が出ております。人口が2割も減少してしまう長野市も危機的な状況であることは間違いありません。それだけ高齢化、少子化が進んでいます。
一番の問題は人口減少により生産年齢人口(労働力人口)が減少し、それにより税収が確保できなくなり、今の生活が維持できない恐れが出てくることだと私は考えます。
長野市の一般会計予算総額が約1500億円、単純計算で税収が2割減ると約300億円が減ってしまう計算になり、これは平成30年の予算では土木費、衛生環境費を合わせた額に相当します。
土木費(約171億円)・・・・道路整備(除雪も含む)や公園建設など
衛生環境費(約118億円)・・生活ゴミなどの回収や保健所、病院運営など
これから待ち受ける問題に市民全体で考え、市外からのお金の流入を考え、税収の確保ができる仕組み作りを準備すると共に、事業の優先度をしっかりと見定め、行っていく必要があります。